平戸セーリングラリー

連休中は久々に泊まりがけのクルージングで平戸セーリングラリーに参加した。初日は5時マリノアスタートで11時間かけて平戸の木ヶ津漁港へ。ここで他の参加艇と合流。

翌日はつるんで佐世保の西海パールシーリゾートへ移動。途中は九十九島の絶景や知らないと絶対入っていかない狭い水道を通過するなどハラハラドキドキのクルージング。

夜は主催者のヨットで船上バーベキュー。そこに参加者の知り合いで、西海パールシーリゾートに係留した船に住んでいる(！)70歳のおじいさん(！！)が飛び入り参加。家は名古屋にあるけれど、一年の三分の二は船住まいでここを拠点に全国をクルージングしている由。で、冬はさすがに寒いから名古屋に帰るそうな。会話の途中で「(となりのポンツーンを指して)そこにも住んでる人がいますよ。どっかに出かけて今日はいないけど」には二度ビックリ。いろいろと蘊蓄のあるお話を伺ったが「密出国する覚悟があるなら(ヨットは)世界中とつながっている」には一同「哲学やなあ」。

ヨットは手軽じゃないし、スピード感を求めてここ10年ばかりはずっとウインドサーフィンをやっていたけど、このおじいさんに限らず、自由にヨットを楽しんでいる人たちを目の当たりにするとこういう人生も良いなあと憧れを感じてしまう。

で、帰りは呼子で一泊し、呼子ならイカでしょうとイカ喰って帰ってきました。